東京消防庁

2019年度 消防官募集

PAGE
TOP

PAGE TOP

業務を知る

進化する
消防の業務

消防隊員の装備品や資材・車両などにおける進化、
火災調査における高性能の装置の導入など
時代に合わせて進化をしている消防の業務やそれを支えている職員を紹介します。

TOPICS 01

タブレット端末を
災害現場で活用

都民の生命・身体・財産を守るため
ICT技術の進歩を消防業務の未来に繋げる

119番通報の受信、消防隊との無線通信など、東京消防庁は指令管制システムによりさまざまな指令伝達、情報共有を行い、都民生活の安全・安心と、迅速・的確な消防活動を支えています。2015年からは、消防署等の指揮隊と救急隊にタブレット端末を配置し、指揮隊は災害現場での活動に必要な指令情報、建物情報などの取得、救急隊は病院検索機能と通話機能により、これまで救急車内で行っていた作業が車内収容前の現場で行えるようになり、傷病者の早期収容を実現しています。タブレット端末の導入にあたり、災害現場で使用するための防水・防塵性能を持った機種選定、現場で必要な機能を搭載したアプリケーション開発、セキュリティに配慮した設計開発を行いました。東京消防庁は現在、ICTを活用した進化を続けており、多くの理系人材が能力を発揮しています。

TOPICS 02

VR防災体験車

これまでにない臨場感
あふれる災害疑似体験、
都民の防災意識の高揚と
防災訓練への参加を促進

「VR防災体験車」は、これまで防災訓練に参加したことのない方にも積極的に訓練に参加してもらい、防災意識を高めてもらうことを目的に、東京消防庁が国内で初めて導入した車両です。
ヘッドマウントディスプレイを装着することで、360度のVR(バーチャルリアリティ)映像を見ることができ、モーションシート及びヒーターからの揺れや振動、風、水しぶき、匂い、熱といった各種演出により、これまでにない臨場感あふれる災害疑似体験を可能にしました。
体験できる災害は、地震編・火災編・風水害編の計3種類あり、それぞれ防災に関するメッセージが込められています。
災害はいつ起こるかわかりません。災害から身を守るためには、日頃から災害に対して備えておくとともに、防災訓練に参加し、防災行動力を高めることが重要です。
東京消防庁では、災害による被害を軽減させるため、VR防災体験車による災害疑似体験や地域の防災訓練等を通じ、都民の防災意識の高揚及び防災行動力の向上に取り組んでいます。

TOPICS 03

X線での
調査分析装置の導入

「必ず火災原因を究明する」
CTスキャンでより高精度、
迅速な鑑識に

調査課は、出火原因のわからない火災が発生した場合、消防署の調査係の要請で、原因究明をサポートしています。特に電気火災や電気製品に起因する火災等の原因を究明する際には、CTスキャンを搭載したX線透過装置を活用します。2017年に導入した装置は画像解像度が高く、製品を分解・破壊する前に内部構造を詳細かつ迅速に把握することができ、より高精度な鑑識が可能になりました。
どんな火災にも必ず出火原因はあります。その原因究明は、将来起きるかもしれない火災を防ぐことにつながる東京消防庁の大きな使命のひとつです。調査課の業務では、鎮火した現場でほんの1ミリの焼け焦げた製品部品を見つけ出すような根気・体力だけではなく、鑑識の知識や技術を学び続ける探究心が求められます。
電気、化学、物理の素養があればより役立ちますが、文系の消防官も消防署の調査係で興味を持ち庁内の技術認定試験に挑戦し、調査におけるプロフェッショナルとなっています。