東京消防庁

2019年度 消防官募集

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消防署 救急隊

2008年 入庁 近畿地方出身

職員紹介 | 助ける | 隊の仕事

救急隊

消防署 救急隊

2008年 入庁 近畿地方出身

人命救助の現場と向き合い
救急隊は優しく強く
自分を磨く

「自宅トイレ内での出産」――。ポンプ隊と救急隊が一緒に活動するPA連携の現場で、当時ポンプ隊員だった私が指令を受け、一番に到着したのはそんな現場でした。今思い出しても衝撃的で精神的にも辛い現場でしたがその後も仮眠や食事を取る時間さえも取れない状況下でも、常にバイタリティあふれる救急隊員の姿を目の当たりにしてきました。「どうしてあんなに冷静で、そして優しく強くいられるのだろう」と、その救急隊員としての人格や精神力の強さに惹かれ、私自身も「こんな風になりたい。救急隊を目指そう」と思うようになりました。
24時間勤務のなかで忙しい日は20時間以上も署に帰れないことがあります。しかし、都民の方と直接接して感謝してもらえる場面で、誰かの役に立っていることを実感するたび、たとえ自分が辛いとき、厳しい場面でも、純粋に困っている人に手を差し伸べようと全力を尽くせるのが救急隊です。仕事を通して人に対する優しさを学び、感謝の言葉を頂いた時が救急隊としての仕事に誇りを持つことのできる一番の瞬間です。

PICK UP / 1

目指す道は、
資格取得で
切り拓いていける

救急隊員は約2カ月間の厳しい研修を受けて職務に就きますが、その後も2000時間以上の乗務、あるいは5年以上の実務経験がなければ国家資格である救急救命士にはなれません。しかしその分、身につけた知識や努力は全て自分に返ってきます。近年、救急救命士が現場で処置できる幅が拡大傾向にあります。「拡大処置」の資格を取得したことにより、低血糖の傷病者に対するブドウ糖の投与やショック状態の傷病者に対する輸液が可能になり、現場で劇的に容態が改善するのを目の当たりにしたときは、この資格をとって本当によかったと感じました。私はいざというときに人々の命を救うスペシャリストでありたいと思っています。

PICK UP / 2

職務を通じて
人格も磨かれる仕事

プライベートにおいてはどちらかというと1人が好きで、年に2回ほど長期休暇をとって趣味の海外旅行をしますが、いつも1人旅です。ただ、救急隊はチームワークが必要で、外部の方と接する機会が非常に多い職務です。救急業務をうまく機能させていくためには、隊で協力するだけでなく、傷病者ともしっかり話をしてニーズを的確に掴みつつ、適切な業務を行うことが必要であり、事件・事故などにおける現場では他の機関とスピーディに協力し合わなければなりません。周りからは「昔より丸くなったね」と言われることもあり、救急隊員になって性格も変化し、誰とでもコミュニケーションを楽しめるようになった自分にはとても成長を感じています。

今後の目標

救急隊志願者を増やし、
生涯現役を貫きたい

私は映画『トップガン』に憧れ、海上自衛隊で飛行部隊を目指した経歴があります。しかし、もっと身近なところで人の役に立つ仕事がしたいと思い、東京消防庁に転職しました。パイロット志望だった空への憧れもあり、今後は航空救助機動部隊で救命士として働くことを1つの目標にしています。また、これからも救急隊員としての魅力を後輩に伝え、かつての私のように、「ぜひ救急隊で働いてみたい」と思える消防官を増やしていきたいです。そして心身ともに鍛え続け、定年退職まで救急隊を離れることなく、生涯現役を貫いていきたいと思っています。