東京消防庁

2019年度 消防官募集

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消防署 予防課予防係 建築担当

2013年 入庁 東北地方出身

職員紹介 | 防ぐ | 係の仕事

予防係

消防署 予防課予防係

建築担当

2013年 入庁 東北地方出身

建物一つ一つの安全を
確保し
街全体の
安全・安心に繋げる

私が所属する予防課が担っているのは、建物が防火・防災に関する法令に則って正しく建てられ管理されているかをチェックし、必要があれば是正を指導して街の安全を支えることです。課内は業務ごとに5つの係に分かれ、主に新築の建物を対象にする「予防係」、使用中の建物の状況をみる「査察係」、消防計画などの指導や広報を行う「防火管理係」、ガソリンなど危険物の管理に特化した「危険物係」、火災の原因を調べる「調査係」が置かれています。この中で私は予防係の一員として、新たに建物を建てる方から提出される図面等を見て、法令上の問題がないかを確認するとともに(消防同意)、ときには安全性をより高める設計変更を提案します。着工すれば建築中や竣工時に実際に現場を見て、同意した計画通りに建てられているかを確認します。なお、新築時だけでなく、飲食店などの入居テナントが変わったときの審査・指導も担当業務に含まれます。
私は東北地方の出身ですが、東日本大震災の救助支援で福島に派遣されたハイパーレスキュー隊の総括隊長が東北地方の方だと知り、自分も同じような活躍がしたいと憧れて東京消防庁に入庁しました。ところが、入庁後の消防学生時に特別救助隊長の経験もある教官の授業で、「長年救助の現場で活動してきたが、最も大事なのは予防だと思う」と聞いたことで心を動かされ、予防業務に従事したいと目標を変えました。望みが叶って予防業務に多く携わる中、建物一つ一つの安全を確実にすることが、街全体の安全・安心に繋がるのだと、当時の教官の言葉をあらためて実感しています。

PICK UP / 1

新たに加わった
「民泊」への対応

政府が推し進める観光促進の取り組みとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催で訪日外国人の急増が予想される中、都内では宿泊施設の不足が大きな問題となっています。その対応策の一つとして2018年6月に施行されたのが「住宅宿泊事業法(民泊新法)」。世界的な民泊の広がりに対応し、戸建て住宅やマンションを宿泊施設として提供できるようにする新たなルールですが、この制度は私たち予防係の業務にも関係しています。住宅を民泊にするには、施設の状況によって消防法上の規制がかかるケースがあり、相談対応や指導が業務に加わりました。これまでの相談者は、建物の設計者などいわば専門家でしたが民泊の相談者は一般の都民の方が多く、どうすればわかりやすく説明し理解を得られるか、窓口で試行錯誤を重ねています。

PICK UP / 2

予防係の業務を陰で支える
庶務の仕事も担当

私は、メインの担当業務の他に予防係の庶務担当も務めています。予防係の中で必要な物品購入の取りまとめや各種申請なども庶務担当の業務の一つです。細かな仕事ですが、日常業務を円滑に回すためには欠かせません。交替制勤務の職員も予防係として毎日勤務員の業務のサポートを行います。私も以前、ポンプ隊員として従事していたときにも予防係の仕事を担っていました。災害出場や訓練がない昼間には、署を訪れた方の窓口対応を行い、夜に書類の確認などをしていたことを思い出します。そう考えると私は署に配属されて以降、常に予防業務に携わり、予防に関する知識と経験を培ってきました。

今後の目標

目標は予防のスペシャリスト。
子育て参加も大切に。

今後は「予防業務のスペシャリストになること」が私の目標です。危険物・査察・防火管理・調査などの知識と経験も身につけ、予防業務全般に対応できる消防官になりたいと思っています。そのために必要なのは、各種ある庁内の技術認定や、消防設備士や危険物取扱者など公的な資格を積極的に取得していくことです。資格を取得することで知識が深まり、自分にできる仕事の幅が広がります。予防係になってしばらく経った頃、不動産に関する知識を得たいと宅地建物取引士(宅建)の資格を取ったのですが、そのための勉強を通じて、仕事に役立つ様々な知識が身についたと実感しました。
もう一つの目標は、「子育て参加」。子供が1歳になった今年の春から、妻が仕事に復帰したのに合わせて「時差出勤制度」を利用しています。通常より1時間遅い9時半からの勤務にすることで、保育園への送りを担当。子供の具合が急に悪くなったときにも妻と分担して看護休暇を取り、夫婦での子育てを続けています。