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災害対応業務

東京では、多くの技術革新や人々の生活の多様化により、さまざまな災害が想定されます。災害対応業務では、そうした状況の中でも迅速に現場へ急行し、正確な情報と優れた技術を活かして消火・人命救助にあたります。

  • ポンプ隊

    さまざまな災害に立ち向かう

    ポンプ隊は出場指令を受けると、いち早く現場に駆けつけ、消火・救助・危険排除等にあたります。火災現場では指揮隊をはじめ、はしご隊や特別救助隊と連携しながら消火活動を行います。また、救急の現場では救急隊と連携した活動も行います。

  • 救急隊

    一刻を争う状況の中で最善を尽くす

    救急現場に駆けつけて傷病者に適切な応急処置を行い、迅速に医療機関に搬送します。各救急隊には救急救命士が配置され、災害救急情報センターに常駐する救急隊指導医の指示に基づき、器具を用いた気道確保や薬剤投与などの高度な救急救命処置を行います。

  • 特別救助隊

    人命救助の最前線

    都市構造の複雑化や生活様式の多様化等に伴い、人命に関わる重大事故は後を絶ちません。特別救助隊は、救助に関する高度な知識と専門技術、また特殊な資器材(装備)を駆使し、火災や交通事故、自然災害などあらゆる災害で、救助を待つ人に手を差し伸べます。

  • はしご隊

    地上40mでの活動

    高層ビルや高速道路の高架橋などの災害で能力を発揮するのがはしご隊です。30m級、40m級のはしご車で、高層階に取り残された人の救出や、高所からの放水を行います。また、はしごは下方向にも伸びるため、海や河川などへ転落した人を救出することもできます。はしご車での活動には、風向きや風力、周辺の建物の環境を考慮した高い技術が求められます。

  • 指揮隊

    消防活動の司令塔

    災害の実態や被害の状況を現場で把握し、出場部隊全体を指揮します。災害が発生した状況や避難の状況、活動する消防部隊に対する危険情報など、あらゆる情報を収集し、状況に即した活動方針を決定し、被害を最小限にします。消防活動を行うための司令塔的存在であり、迅速な状況把握、冷静、かつ的確な判断能力が要求されます。

  • 特別消火中隊

    消火のスペシャリスト

    特別消火中隊は、社会情勢の変化等により複雑・多様化する災害に対応するための部隊で、消火活動能力の高い隊員で編成されています。東日本大震災では、緊急消防援助隊として多数の特別消火中隊が被災地に派遣されました。

  • 消防救助機動部隊

    世界トップレベルの人命救助部隊

    消防救助機動部隊(通称ハイパーレスキュー)は、建物の倒壊や土砂崩れなどの大規模災害に対応し、消火・救助・救急活動が同時に行える部隊として発足しました。卓越した技術・能力を持つ隊員と、大型重機などの特殊車両で編成され、通常の消防部隊では対応が困難な災害現場で人命救助に全力を尽くします。

  • 化学機動中隊

    NBC災害から都民を守る

    危険物や毒劇物、NBC(放射性物質、生物剤、化学物質)等を原因とする特殊災害現場での人命救助、漏えい拡大の防止、除染等の活動を行います。

  • 航空隊

    災害に空からアプローチする

    東京消防庁で所有する7機と総務省消防庁の1機(受託運航)の計8機の消防ヘリコプターを運航し、消火、人命救助、情報収集等を行います。また、傷病者に対して高度な救急救命処置を継続しながら救急搬送を行います。

  • 舟艇隊

    船でしか行けない場所がある

    日本橋、臨港、高輪の、東京湾沿岸に位置する3つの消防署に配置された舟艇隊は、船舶を含む湾岸エリアの消火・救助活動、火災警戒などを行います。また、管轄区域内の河川にも出動し、水上からの消防活動を行います。

  • 消防活動二輪車

    いち早く災害現場へ

    山岳事故や高速道路上の火災・交通事故等にいち早く対応するため、災害の状況に応じてポンプ車等に先行して出場します。救急隊よりも早く現場に到着することもあり、隊員には救急の技術や知識も求められます。通称クイック・アタッカーと呼ばれています。

  • 山岳救助隊

    東京の山の安全を守る

    八王子、青梅、秋川、奥多摩の4つの消防署に配置され、登山道からの滑落等の山岳事故に対応します。車両が進入できない危険な場所での活動もあり、航空隊等と連携して活動を行います。

  • 水難救助隊

    水中で助けを求める人のもとへ

    海や河川で人が溺れている、岸から車が転落したなどの水難事故に対応します。水中位置表示装置などの特殊な装備を用いて、水中での救助活動を行います。

Column

英語対応救急隊

東京の国際化に合わせ救急時の英語対応力を強化

外国人観光客・居住者の増加や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、東京消防庁は平成26年4月から英語対応救急隊の運用を始めました。丸の内、渋谷、新宿など外国人の多い地域の8署13隊を指定。外国人講師による英会話研修等で隊員の育成を行うとともに、米国の消防局での海外研修を修了した指導者による育成も進めています。隊員向けの研修は約3週間、救急活動をすべて英語で行うなど実践的なカリキュラムを用意しています。

Column

航空消防救助機動部隊

東京消防庁の新たな部隊

陸上からでは消火や救助が難しい災害や、首都直下地震に対応するために2016年1月に空の消防救助機動部隊である航空消防救助機動部隊(通称エアハイパーレスキュー)を新設。新たに消火装置や一度に大人数を救助可能な大型ゴンドラなど新装備を導入しました。高層建物火災、土砂災害や大雪で孤立した地区での救出活動を行う事を想定しています。