平成30年度 
消防官募集

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  • 2018年09月26日 平成30年度の自動車整備選考案内を更新しました。 詳細はこちら。

命を守り、助けたいという純粋な想いから消防の道を志ざし、東京消防庁に入庁した消防学校生たち。
これまで異なる道を歩んできたそれぞれの視点から消防学校での学び・思い出・魅力について語ってもらいました。

Aさん

消防学校学生 平成29年入庁

兵庫県出身。両親が神戸市の職員だが、特別救助隊員に憧れ、東京消防庁を志す。高校卒業後、猛勉強を経て入庁。クラスで実科装備係長を担当。実科訓練の内容に基づき、資機材の準備、準備指示を伝える役割を担う。

Bさん

消防学校学生 平成29年入庁

東京都出身。大学の国際文化交流学部で学ぶが、東日本大震災を機に消防官を志す。社会人経験と持ち前の穏やかな性格を発揮し、クラスを和ます役回りを担う。語学力と国際感覚を活かし、英語対応救急隊を目指す。

Cさん

消防学校学生 平成29年入庁

北海道出身。大学の航空宇宙システム工学コースで飛行機や衛星について学ぶ。就活の際、メーカーの研究職に内定するが、やりがいを求めて消防官を志す。水難救助隊志望。船舶火災などに対応する舟艇隊員をめざす。

消防官を志した、
それぞれの想い

Cさん 大学で航空宇宙システム工学を学び、普通に就職活動をしていました。でも、やりがいを感じられる仕事が見つからず、親の紹介で地元の消防士の方に話を伺った時に、人を助ける消防の仕事にやりがいを感じ、自分が求めていたものだと思いました。

Bさん 私は、東日本大震災で多くの方が大切な家族を亡くし、家を失う姿を目にして、災害から人を守る仕事がしたいと考え、消防官を志しました。大学卒業時は東京消防庁に受かりませんでしたが、海外ボランティアに興味があったので、この機に自分しかできないことを経験しようと思い、半年間、フィリピンで、中学生に日本語や日本の文化を教えるボランティア活動をしました。帰国後、語学力を活かしてJR東京駅でインフォメーション係の仕事をしながら勉強し、再チャレンジしました。

Aさん 子供の頃からの憧れが消防官で、具体的に目指すようになったのは高校の進路選択の時からです。進学か就職かで揺れていましたが、動画サイトでホテルニュージャパンの火災の番組を観て、特別救助隊員が懸命に救助活動にあたる姿に感銘を受け、東京消防庁に入って特別救助隊をめざそうと決意しました。

ホテルニュージャパンの火災の番組を観て、特別救助隊員が懸命に救助活動にあたる姿に感銘を受け、東京消防庁に入って特別救助隊をめざそうと決意しました。


東京消防庁を選んだ、その理由

Bさん 私は東京生まれで東京消防庁は身近でしたし、全国で最も大きい組織なので、仕事の幅が広く、挑戦できる場がいろいろあると思いました。Cさんは北海道、Aさんは兵庫県出身ですが、東京消防庁を選んだのは、どのような理由ですか?

選んだのは、どのような理由ですか?

Aさん 憧れたのが特別救助隊だったので、大規模災害や特殊災害など、多様な状況に対応できる高い技術力を持った東京消防庁が一番と考えました。研修制度も充実しているし、ここしかないと思い、合格したい一心で1日10時間勉強しました。

Cさん 世界最大規模の組織なら、自分の頑張り次第で可能性が広がるし、本当にやりたい仕事、自分に相応しい仕事に携われる環境があるのは魅力的です。入庁までに、危険物取扱者、消防設備士、小型船舶、潜水士の資格を取得して備えました。

同じ目標を持つ仲間とともに学ぶ、消防学校の日常

Bさん 私のクラスは、「一人一人が自立してリーダーになる」を目標に、教官の指示を待つのではなく、自分で考えて行動するのが基本でした。私のように社会経験のある人、理系・文系出身、高卒・大卒など、バックボーンが多彩で、いろいろな考え方に接することで刺激になりました。

Cさん 社会経験のある人は周囲への気配りがあって、生活面でも相談役でした。

Aさん 自分はいちばん下なので、素直・元気・若さをモットーに、大きな返事と素早い行動を心がけていました(笑)。

Bさん 入ってみて想像と違ったことはありますか?私はバスケ部だったので基礎体力には自信がありましたが、訓練は相当厳しかったです。

Cさん 腕立て伏せや腹筋などの基礎トレーニングがもっとあるのかと思いましたが、実科は消防活動訓練が主で、むしろ座学が多いのが意外でした。

Aさん 課業が終わるとすぐ効果測定なので、日々新しい知識を覚えなければなりません。訓練の後に一人で勉強するのは無理だと思い、みんなで教え合ながら勉強しました。一緒に乗り越えたことで、連帯感が生まれたと思います。

帯感が生まれたと思います。

Bさん 私は懸垂が苦手で、初めは一回もできませんでした。仲間のアドバイスと補助のおかげで、何とか9回できるようになって(笑)。人に頼ることの大切さを学びました。

Aさん AFT(模擬消火訓練装置)訓練は、実際の火災現場同様、炎と煙、熱気の中で行いますが、熱と煙で前が見えない状況で要救助者を見つけて助け出す難しさと怖さを知りました。一人の無力さと同時に、チームの力の大きさを実感しました。


ここでの成長が、未来につながっていく

Cさん 変わったのは社会人・公務員としての自覚が芽生えたこと。どこにいても東京消防庁の職員という意識を持っています。それと、寮は集団生活なので、最初に仲間のことを考えるようになりました。

Aさん 最後の実科訓練の時、それまで「まだまだ訓練が足りない」といっていた教官が「君たちは皆、東京都に必要だ。これから都民のためにがんばってほしい。みんなのがんばり次第で助かる命の数も変わるのだから」と言われ、心に響きました。教官のような特別救助隊員になるのが目標です。

Aさん 助教が弱い立場の人に気づいて手を差し伸べる方で、教官から「ああいう小さい声をちゃんと掬える消防士になりなさい」と言われました。自分も小さい声に耳を傾けられる消防官になりたいですね。

小さい声に耳を傾けられる消防官になりたいですね。

Cさん 水難救助隊志望ですが、まずはポンプ隊員として経験を積みながら、自分に合った仕事を極めていきたいと思います。

Bさん 消防学校のみんなとは一生の付き合いになると思います。救急隊志望の気持ちは今も変わりません。自分の強みである語学力を生かし、英語救急隊員を目指します。

Aさん 仲間との絆は宝です。ここで学んだこと、仲間との絆をベースに、日々技術・知識を吸収し、早く所属の先輩たちに追いつきたいと思います。