平成30年度 
消防官募集

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                    一刻も早く、
                    しかし安全・確実に。
                    ポンプ車の運転を担う
                    機関員の重要な役割
                

消防署 警防課 ポンプ車機関員 平成24年入庁

配属されてすぐに知った
技術・技能が求められる「機関員」の魅力

消防署 ポンプ隊 平成24年入庁

ポンプ車機関員は、ポンプ車の運転や、火災現場での送水作業などを行うのが主な役割。私は東京消防庁に入庁し、配属署でポンプ隊員として活動し始めた頃からこの仕事を目標にしてきました。きっかけは配属されてすぐ、この署で機関員として活躍している女性の先輩に出会ったこと。その方は1ヵ月ほどで産休に入ってしまったのですが、接することができた短い期間に「機関員」という活躍の場があることを教えてくれました。ポンプ隊員が火災の最前線に出たとき、例えば燃えさかる建物の中に突入するときなどには、どうしても体力が求められます。もちろん隊の全員が最前線に入るわけではなく、役割を分担し、チームワークによって最善の活動を行っているのですが、隊の一員として体力を補う何か特技が欲しい。そんなときに知ったのが、技術・技能がとくに求められる機関員という役割でした。
これは、あらためて知った東京消防庁の魅力の1つで、私が「機関員を目指したい」と言うと先輩方が積極的に応援してくれるんです。ポンプ隊で1年半活動したあと指揮隊の伝令に移ったのですが、現部署・前部署に関係なく、機関員経験のある先輩たちが技術の習得をサポートしてくれました。そうした応援もあって、1年前から正規の機関員としてポンプ車に乗っています。最初の出場で実感したのは、自分がいかに重い責任を負っているか。ポンプ隊が安全・確実に現場に到着しなければ何の意味もなく、一方で到着までの早さによってその後の救助や消火作業に大きな差が出るのです。機関員は皆それぞれに自分なりの地図を作っています。管内の道はどうなっているのか、長期の工事個所は?水利の状況は?非番のときには管内を自転車で走り、自分の地図の精度を高めるべく努めています。

配属されてすぐに知った技術・技能が求められる「機関員」の魅力
  • これまでのキャリア

    ポンプ隊員

  • 指揮隊伝令

  • ポンプ車機関員

今後の目標

より高度な技術が
求められる「特操」

ポンプ車機関員としてまだ未熟な点は多く、当面の目標はより信頼される機関員になること。「隊員の命を預かっているのも忘れないように」。機関員になって最初に隊長から言われたのがこの言葉で、どれほど急いでいても、安全・確実に現場へ到着するよう技術も精神も鍛えなければならないと思っています。その先の目標として以前から抱いてきたのが「特別操作機関員」、略して「特操」です。実は、私が機関員を目指すきっかけになった先輩の女性隊員は特操で、ポンプ車よりさらに大型で操作も複雑な、はしご車の機関員だったのです。仲間の隊員を高層マンションの上階まで上げ、消火や救助に最適な場所につける。非常に高度な技術・技能が求められるはしご車機関員は、目指すのにふさわしい目標です。

  • 日頃から重ねている送水の訓練

    日頃から重ねている送水の訓練

    ポンプ車機関員にとっては、火災現場に到着した後の送水の準備も重要な役割です。隊長をはじめ隊の他のメンバーがホースを伸ばしながら火の手の上がる現場間近へと向かう一方、機関員はポンプ車の近くに残り、防火水槽の重い蓋を開け取水用のホースを入れて消火活動の準備を進めます。そして最前線と無線で連絡を取り、互いに準備が完了していれば送水を開始。このとき機関員が作業に手間取っていたら、せっかく早く現場に到着した隊員たちの足を引っ張ることになってしまいます。ポンプ隊では日頃から、メンバーそれぞれがテーマを出し合って災害時を想定した訓練を行っていますが、送水準備の訓練も重要なテーマ。日中にチームでの訓練に参加することはもちろん、当番日の夜などには個人で、機器の操作手順や動きの反復訓練にも励んでいます。

  • 防災安全の庶務から、機械装備係へ

    防災安全係の庶務から、機械装備係へ

    署内の事務関連の業務では、これまで長く防災安全係の庶務を担当してきました。主な業務は、自分が所属する警防課における交替制勤務者の出勤や超過勤務状況の管理ですが、防災訓練の計画・実施など、地域防災に関係した仕事に携わることも少なくありません。将来、結婚して子どもができたとき、子どもが小さいうちは防災安全や予防などの毎日勤務になると思うので、今の経験がきっと活きるはずです。
    ただ最近、機械装備係という担当に替わることが決まりました。この業務は、署内に配備されている車両をはじめとした装備品を管理し、整備スケジュールや故障時の調整などを担うもの。クルマに関する知識が深まるため、ポンプ機関員としての仕事にも役立つと以前から考えていたので、希望が叶ってよかったです。