平成30年度 
消防官募集

新着情報
  • 2018年09月26日 平成30年度の自動車整備選考案内を更新しました。 詳細はこちら。

                    地域の住民の方たちに
                    防災への意識と知識を
                    持っていただくため、
                    積極的にアプローチ
                

消防署 警防課 平成22年入庁

若い方たちとの接点となる
参加しやすいイベントの開催

消防署 警防課 平成22年入庁

最初に配属された署で防火管理や査察に次いで地域防災業務を経験し、2年前からまた地域防災を担当しています。以前は郊外のベッドタウン、現在は都心の真ん中と環境は大きく異なりますが、防災訓練などを通じて、地域にお住まいの方に防火・防災の意識と知識を持っていただくのが主な業務になります。30年以内に70%の確率で首都直下地震が発生すると言われる中、都民一人ひとりが万一の備えをするのはとても重要です。そのため東京消防庁でも近年、地域防災にはとくに力を注いでいます。この業務で難しいのは、まず都民の方々に、私たちの活動への興味を持っていただかなければ始まらないこと。町内会や自治会単位での防災訓練は以前からよく行われ、防災意識の向上に役立っています。ただ都心や新興住宅街にお住まいの方、若い方などは町内会と縁のない場合も多く、こうした方たちとどう接点を持つかが課題になってきました。その解決方法の1つになるのが大小様々なイベントの開催。以前の署では課長のアイデアで、「セーフキッズセミナー」というイベントを実施したことがありました。親子で応急救護を体験する企画で、インターネットやポスターを使った積極的な告知が功を奏し、多数の方に参加していただきました。その後、別の部署を経て今の署で地域防災を担当していたら、新しい署長として赴任してきたのが当時の課長。前向きな姿勢は以前と変わらず、新署長の後押しもあって半年前から「ちょこっと寄り道 防災訓練」というイベントを始めました。これは月1回、平日の昼間に署の前にブースを設け、通りがかりの方を防災訓練に招くもの。幼いお子さん連れのママが偶然参加し、次にママ友を誘って来てくれるようになったことに手応えを感じています。

若い方たちとの接点となる参加しやすいイベントの開催
  • これまでのキャリア

    ポンプ隊員、防火管理、
    査察係員、地域防災担当係員

  • 消防技術安全所員

  • 地域防災担当係員

今後の目標

女性消防官の
ロールモデルの1つに

最初の配属署での上司でもある、今の署の署長を目標にしています。都民の安全のため、防災意識の向上のために知恵を絞り、アイデアを具体化する実行力を尊敬しています。署長という要職に就いても、「企画を出せ」ではなく「一緒に考えよう」という姿勢は以前と変わらず。私もそんな職員を目指し、女性消防官のロールモデルの1つになりたいと考えています。そのためには階級を上げ、より責任ある仕事を任されるようになることも必要だと思っています。
一方で当面の目標は、地域のママさんたちにとっての署の「顔」になること。出勤途中に「ちょこっと寄り道 防災訓練」で顔見知りになったママさんから「これから仕事ですか?」と気軽に声をかけていただくなど、地域の方たちと消防署をつなぐ役割を果たせるようになってきたことにやり甲斐を感じています。

  • 大使館内で防災訓練を実施することも

    大使館内で防災訓練を実施することも

    私が所属する署の管内には外国の大使館も多く、大使館からの要請により防災訓練を行うことも珍しくありません。最初の頃は、まったく縁がないと思っていた大使館の中に入ることにワクワクするようなところがありました。でも、大使館の方たちが本当に真摯に防災訓練に臨んでいるのを見て、私も気を引き締めて訪問するようになりました。国によっては地震を経験したことがなく、少しの揺れでも想像以上の不安を感じる方もいらっしゃいます。そうした外国の方に地震など災害時の対応を教えれば不安を和らげることができ、東京消防庁ならではの役割が果たせるのを知りました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、東京を訪れる外国の方の数は増えるはず。そのとき、各国の大使館と信頼関係を築いておくことは様々な形で活きるはずです。

  • 「技安所」で火災原因の分析を経験

    「技安所」で火災原因の分析を経験

    私の経歴の中で少し特殊なのは、消防技術安全所(技安所)の経験です。火災原因の詳しい調査や新たな装備品の検証などを行う技安所の職員は、ごく少数。実は私は大学で化学を専攻していて、技安所が行っている火災原因の科学的な分析は入庁前から希望していた業務の1つでした。1年の短い在籍期間でしたが、この間に消防署の調査課が火災現場に残る「気体」を採取できる機器を導入できたのは大きな成果だと思っています。従来、現場の残渣物と言えば燃え残りの固体ばかり。ただ揮発性の高い危険物を検知するためには、なるべく早く現場に残る気体を取ることが重要で、この機器の導入により原因調査の進化に大きな貢献ができました。