平成30年度 
消防官募集

新着情報
  • 2018年09月26日 平成30年度の自動車整備選考案内を更新しました。 詳細はこちら。

                   入庁時から目標だった
                    特別救助隊員。
                    2年目に資格を得、
                    3年目から正式隊員に。
                

消防署 特別救助隊 平成24年入庁

自分の限界を知ることで
最善の救助活動が可能になる

消防署 特別救助隊 平成24年入庁

通っていた都内の小学校の隣に消防署があり、子供の頃から消防官への憧れを持っていました。訓練中の様子には緊張感がみなぎり、一方、消防訓練などで接すると温かい方ばかり。その印象が残り、高校3年になって進路を考えたとき「やはり自分には消防官しかない」と決心しました。
人命救助を専門とする特別救助隊員(レスキュー)は、入庁が決まったときからの目標です。そして、なるべく早く救助活動に加わりたいと考え、消防学校時代から意識的に、救助隊員の資格を取るための勉強や体力錬成を続けてきました。特別救助隊になるための研修の選抜試験はかなりの狭き門で、入庁2年目の最初の挑戦で突破できた時は天にも昇る気持ちでした。ただ、当時所属していたポンプ隊の上司が救助隊経験者で、「応援するが1回で資格が取れなければ次はない」とプレッシャーをかけてくれたのも強い後押しになりました。資格取得後は約1ヶ月の救助研修があり、これは話に聞いていた通りの厳しいもの。「調整するな!」と言われ続けたことは今も忘れません。訓練を重ねると徐々に要領をつかみ、後のことを考えて力加減を調整するようになるんです。それを見抜いた教官から言われたのがこの言葉。研修中はすべての訓練に全力を出し、自分の限界を知ることが必要だからこその指摘だったと今はわかります。
特別救助隊での初めての出場は、緊張のあまり、自分が思うような活動ができませんでした。あまり発生しないような複雑な交通事故だったこともあるのですが、とにかく先輩たちの動きが訓練時よりも迅速で、私は要救助者を励ますことで精一杯でした。隊長を含め5人の隊のメンバーがどんなときにどう動くか。1つとして同じ条件がない災害現場で自分の役割を確実に果たすためにも、個人の技術・知識の向上と、隊としての日頃の訓練がいかに重要かを痛感し、今も日々訓練に励んでいます。

自分の限界を知ることで最善の救助活動が可能になる
  • これまでのキャリア

    ポンプ隊員

  • はしご隊員

  • 特別救助隊員

今後の目標

「特別救助隊の機関員」
という
目立たなくても重要な役割

ハイパーレスキューや救助隊長など先々の目標は色々ありますが、まずは特別救助隊の機関員になりたいと考えています。というのも、私が最初の配属からずっといる今の署で大変お世話になってきた先輩が特別救助隊の機関員だったのです。この先輩は、ハイパーレスキューの経験もあり、目標の1人になっています。特別救助隊では、災害現場に最初に進入する「一番員」が目立つのは確かですが、機関員は隊の効果的な活動を支える重要な存在。車両の運転だけでなく、現場で飛び交う無線から状況を素早く判断し、標準装備で先に行った一番員たちが追加で必要になる資器材を届けるなど、災害と救助に関わる深い知識がなければできない役割なのです。機関員として自信をつけた上で、ハイパーレスキューを目指したいと思っています。

  • 「消防係」として管内の幅広い災害を把握

    「消防係」業務で
    管内の幅広い災害を把握

    署内の事務業務では、管内で起きた火災関連の活動報告や出場手当をとりまとめる「消防係」を担当しています。対象になるのは指揮隊、ポンプ隊、はしご隊、そして救助隊で、救急出動における同様の業務は救急係が担当しています。自分が非番の日に発生した災害や、救助隊が出ない小規模なボヤ、他の隊の動きなど詳細を知らない活動も多く、それが把握できる活動報告のとりまとめは貴重な業務の1つです。具体的な作業としては、担当者がパソコンで打ち込んだ報告書をチェックし、記載の不備や不明点があれば本人に確認し修正や加筆をするというもの。この間に直接の用事に限らない色々な会話が生まれ、他の隊のメンバーとコミュニケーションを深める良い機会にもなっています。

  • 出場に備え訓練で技術と感覚を磨く

    出場に備え訓練で
    技術と感覚を磨く

    特別救助隊の1日は、車両や資器材の点検から始まります。出場時に万全に機能するよう、資器材を点検、メンテナンスするのは非常に大事な作業です。その後、災害出場がなければ午前・午後とも、様々な災害を想定したチーム訓練を繰り返しています。特別救助隊員は、誰もが「こういう場合にはこう動く」という経験で培ったノウハウや考えを持っているもので、訓練内容の提案やその訓練を通して、隊長や他のメンバーと考えを擦り合わせ連携力を高めているのです。夕方以降は、事務の仕事を行う合間に個人的な訓練を行っています。とくにロープワークは現場の作業で何かにつけて必要になり、常に練習していないと動きが鈍るため、当番日夜の定番メニューにしています。