平成30年度 
消防官募集

新着情報

                    災害予防のため
都民の方に法令で
定められた防火対策の
理解・実行を促進する
                

消防署 予防課 平成22年入庁

火災予防に関する難しい規定を
都民の方にわかりやすく伝える

消防署 予防課 平成22年入庁

現在、予防課の防火査察係という部署で、既存のオフィスビルやマンションに対する防火管理の指導業務に携わっています。総床面積や収容人員が一定の規模を超える建物には、防火管理者を置き消防計画を策定することが法令で定められています。多くの建物の所有者等の関係者がこの規定を遵守していますが、届け出がなかったり、ときには法令の存在自体を知らないといったケースもあり、そうした建物に改善指導を行うのが私たち役割です。
前の部署も予防課の1つの予防兼危険物係で、ここでは新築の建物に対する火災予防指導を担当していました。消防学校での研修を終えて配属署でポンプ隊員を半年間務めた後は、ずっと予防の仕事に就いていますが、予防業務は東京消防庁に入庁が決まったときからの希望でした。「災害を未然に防ぐ」ことで、多くの方の貴重な命や財産を守れることに魅力を感じました。予防業務では他に、事業所への自衛消防訓練指導、火災が起きてしまった後に原因を究明する火災調査等の業務があります。東京消防庁の予防業務はこのような複数の係による連係プレーで建物の火災予防に努めています。
予防係の時は、予防関連の知識を持った設計会社や施工会社などの方々と、専門的なやり取りに従事していましたが、現在は普段消防関連の法令にあまり接することのない都民の方々とのやりとりが多いです。たとえば、分譲マンションの管理組合の代表者の方に対し、どう説明すれば防火管理者の必要性について理解が得られるか、専門的な法令をどうすれば上手く説明できるか、策を考え工夫し実践することが難しさでもあり、やりがいでもあります。

火災予防に関する難しい規定を都民の方にわかりやすく伝える
  • これまでのキャリア

    ポンプ隊員

  • 予防係兼危険物係
    カラーガーズ隊兼務

  • 育児休業

  • 防火査察係員

今後の目標

目指すのは、
予防のスペシャリスト

これまで仕事を続けてきて、「災害を未然に防ぐ」予防業務の必要性をあらためて感じました。近い将来、首都直下型地震が発生する可能性もあり、予防の重要度はますます高まっています。また都民の方と接する機会も多く、日頃から東京消防庁と地域を結ぶ架け橋になれるのも魅力です。今後も予防業務に携わりたいと考えており、目標にしているのは幅広い知識を身につけて予防業務全般のスペシャリストになること。予防関連の庁内上級資格にも「予防」「危険物」「防火管理」「査察」「調査」の5つがあります。予防業務とひと言で表しても、実はこれほど幅広い分野に渡っているのです。私は前の係にいたときに上級危険物の資格を取りましたが、他の4つについても業務を経験しつつ資格取得を目指したいと思っています。

  • 今も活きる「カラーガーズ隊」の経験

    今も活きる
    「カラーガーズ隊」の経験

    防火査察係の業務では、防火管理者に関する指導に加え、自衛消防訓練も担当しています。これは、自治会などからの要請を受けて地域の公園等に出向き、消火訓練を行うもの。消火器の操作1つとっても、実際に使ってみると戸惑う方が多く、訓練で馴れておくことは重要です。訓練の内容は先方の要望を受けつつアレンジしていますが、最も大切なのは、わかりやすく、楽しく参加できること。これには「カラーガーズ隊」で活動していた経験が活きています。カラーガーズは都民と東京消防庁の橋渡し役になることを目的にしていて、どうすればより多くの方に防火・防災に興味を持っていただけるかを常に考えてきました。訓練が終わって「ためになった」「また来年もよろしく」と言っていただけると本当に嬉しいものです。

  • 若いママ・パパにも防災意識の浸透を

    小中学生に
    防災意識の浸透を

    署の業務の1つで広報係も担当していて、異動して間もない春に「はたらく消防の写生会」の企画・運営と告知活動に携わりました。これは、ポンプ隊や救急隊などと一緒に都内の小中学校へ赴き、子どもたちに好きな隊をスケッチしてもらい後に表彰するという、東京消防庁が全庁を挙げて行っているイベント。各署の1次選考を通った絵を本庁に集め最優秀賞や優秀賞を決める大がかりなもので、私たちの署では地元の画家の方に1次選考委員を務めていただきました。
    自治会などで行う自衛消防訓練の参加者はご高齢の方が多く、このイベントでは小さなお子さんを持つ若いママ・パパとの接点をつくることを大きな目的としています。表彰式やその後に行った消火訓練にも多くのママ・パパに参加していただき、手応えの大きな仕事になりました。