電子・通信

情報処理システムを、俯瞰して見守る。
大学時代のスキルがそのまま直結。

総務部 情報通信課/平成23年入庁

学生時代に学んでいたこと

福岡にある工業大学では、工学部電気電子工学科(電子工学コース)を専攻していました。実は入庁する以前は、システムエンジニア(SE)として、東京にある民間企業に5年ほど勤めており、情報処理技術の仕事をしていました。大学の同期たちは、電気・電子機器、半導体や電力、情報や通信といった電気系分野のメーカーに就職したり、大学院へ進学していきます。敢えて私が消防の仕事を選んだのは、人々の助けになりたいという使命感と、学生時代から公務員という職業にこだわっていたからです。東京消防庁1本に絞ったのは、住み慣れた大都市東京で仕事をしたいのと、全国で一番大きな消防署の組織で仕事の幅も広く、様々な業務を経験できるかと思ったからです。受験は、専門系ではなく、Ⅰ類から受けました。以前から、採用のホームページを見たりして、理系出身者が活躍できる職種が数多くあるのは知っていましたね。

現在の仕事

情報通信課の業務は、総務・人事・警防・救急に体系づけられた「情報処理システム」を運用し、都民や庁内に対して各種情報の提供を行い、消防行政を推進するための調査や、分析の統計処理や行政施策に関わる意志決定を支援することです。私がいる「OAシステム係」は、各情報処理システムの維持管理業務に係わっています。課全員で約70人、私の係で10名が勤務しています。やはりここでは、仕事の内容が庁全体に影響するので、大きな責任感があります。業務自体は、学生時代や在勤時に学んだ情報処理に係わる仕事なので、辛いと思ったことはありません。マザーボードや基盤の内容など、直接メーカーとのやりとりも多く、今までに学んだスキルは活かせています。現在、この部署に異動して約2年。仕事として任せてもらえる範囲は限られていますが、根気よくやり続けていければ少しずつでも成長するもの。そういうプロセスを分かっていると、仕事で壁にぶつかったときでも、前向きに考えて遂行していくことができます。まさに“継続は力なり”です。

目標について

いま与えられている業務を、誠心誠意に遂行することはもちろんですが、業務だけでなく、人として幅を持つことです。周りには、優秀で参考になる諸先輩が多くいます。その方々の良い点を吸収し、日頃から観察し仕事を進めています。“何事も一人では仕事を成し得難い”ということを、入庁して肌で強く感じてきました。また現在は、予防にも興味があり、上級予防技術(査察・防火管理)の資格を取得したり、その方面の勉強をしています。消防職員なので、情報通信だけではなく、消防本来の仕事もしっかりこなしたいと思っています。当庁では定期的な移動があるので、様々なことが経験できるのが面白いですね。実は次の拝命署が決まっており、そこでは予防課に勤務します。またひとつ夢に近づいた感じでしょうか。現場のことも理解して、また情報通信課に戻って来られればと思っています。身につくスキルは、当庁でどういった業務を遂行していくかで大きく影響があるかと思いますが、東京消防庁には多種多様な職種があるので、本人のやる気次第で様々な道が切り開けると思っています。