平成30年度 
消防官募集

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部活動との両立インタビュー

機動救急隊とは 消防署 ポンプ隊員
平成27年入庁

Profle

消防署 ポンプ隊員 平成27年入庁

私が中学生の時に、自宅療養をしていた父が容態変化を起こし、救急要請をしました。その時に駆けつけてくれた救急隊員の無駄のない動きに感動し、私自身も安心感を与えられる「人の役に立てる仕事」に就きたいと思いました。その後調べていくうちに「救急救命士」の仕事があることを知り、養成学科のある大学を選んで進学し、在学中に救急救命士の国家資格を取得。その資格を持って東京消防庁に入庁しました。現在は、予備救急隊員として月に何回か従事しており、ポンプ隊員と並行して災害などの様々な現場に出動しています。

次のキャリアに繋がる貴重な経験の場
東京消防庁ボランティア部会

入庁後は、部活動として「東京消防庁ボランティア部会」に所属しています。主な活動内容は、非番などの休みの日に実際の被災地へ赴き「テクニカルボランティア」として参加しています。例えば、家屋の床板を支える横木をチェーンソーで切断したり、一般のボランティアにはできない危険な作業を担当しています。必要な資機材を車へ積み込み、被災地まで直行。私が入庁してからは、熊本県の南阿蘇村や御船町(熊本地震災害)、岩手県の岩泉町(台風10号被害)、福岡県の朝倉市(九州北部豪雨災害)など、計4回参加しました。初め部会に誘われた時は心配で不安でしたが、ボランティアの支援を続けることで、被災地の方々の生の声や様子を窺えることができ、次のキャリアに繋がる貴重な経験を積めることができ、今では入部して良かったと思っています。

仕事と部活をうまく両立させる秘訣
それはオンオフのしっかりした切り替え

実は、ボランティア部会は被災地へ行くだけではなく、スポーツ大会での審判のサポートやライフセービング要員、奥多摩での山岳救助訓練の活動も行っています。家庭を持っている方も多いので、毎回参加の隊員は決して多くはないのが現状ですが、非番日でも必ず参加しなくてもいい、私用があれば断ってもいい。負い目を感じないのが部会のルールです。①趣味の範疇であることを認識し、活動を楽しいものにすること。②仕事や家庭を優先し、参加できないことを負担に感じないこと。③参加できないことが原因で、繋がっていた絆をなくさないこと。以上の3点が東京消防庁ボランティア部会の基本的な考え方です。この明解な姿勢が私には合っていて、休みの日と時間があるときだけ参加することにしています。きちんと休息を取るのも、消防隊員の大切な仕事の一部ですから。使命でも指令でもなく、あくまでも余暇活動の範囲。任務で被災地に赴いてしまうと、最後まで被災地支援を“完結”しなければなりません。休みの日はしっかりと休む、オンとオフとの明解な切り替え。この心得こそ、仕事と部会をうまく両立できる一番の秘訣だと私は思っています。

部活動との両立インタビュー

部活動との両立インタビュー

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防災部 防災安全課 平成29年入庁

生まれつき脳性麻痺という障害を持っていて、スポーツは好きだったのですが本格的に始めたのは大学3年生のとき。リハビリの先生が車いすバスケットボール日本代表のコーチで、「やってみない?」と勧められて始めました。そのとき加わったのは、男子の健常者もいる大学のサークルチーム。最初はぶつかり合いの激しさに驚いて戸惑いました。でも続けるうちに、パスの出し方やシュートなど、自分が考えたことを確かなタイミングで実行すれば絶対にうまくいく、ロジックがしっかりしたスポーツであることに気づいてはまりました。その後、別の女子チームに入って全国選手権にも出場できるようになり、車いすバスケと仕事の両立が可能な就職先を探す中で出会ったのが東京消防庁でした。

(第28回 全日本女子車いすバスケットボール選手権大会)準優勝
「SCRATCH」(東北ブロック代表)

職員の方たちの熱意に共感して
入庁を決意

東京消防庁との出会いは、公務員を志望する中でたまたま説明会に参加した、というのが正直なところです。ところがそこで職員の方たちの熱い想いを知り、こういう方たちと一緒に働きたいと思いました。また、就職後も車いすバスケを続けたいと考えていたのですが、面接のたびに皆さんが続けるための方法を真剣に考えてくださり、「ここしかない!」と決めました。
入庁後に担当しているのは、本所・立川・池袋にある「防災館」の取材依頼の調整や歳入事務と、自主防災組織の育成講習会の運営です。消防に関する知識は全然なくて日々の業務を通じて勉強中ですが、今年の夏に初めて実施した防災館の「ナイトツアー」は貴重な経験になりました。これは親子の参加者を募集して、夜間、暗闇の中での防災訓練を体験してもらおうというもの。運営に携わっただけでなくアンケートの作成・分析を担い、都民の方が東京消防庁に期待することや防災館が果たすべき役割をより深く理解することができました。

練習量が増え
プレーの質も急速にアップ

私が車いすバスケットボールと仕事の両立を目指していることは、配属当初から職場の皆さんもよく理解し応援してもらっています。火曜・水曜は勤務時間を8時から16時45分までに変更して夜の練習に参加し、土曜・日曜と合わせて週4〜6日も練習できるようになりました。おかげで学生時代以上に練習量が増え、プレーの質も急速にアップしています。職場で定期的に行っているミーティングでは、業務のことだけでなくバスケの練習や合宿、大会の予定も含めて共有してもらえ、本当に心置きなく仕事もバスケも全力で取り組むことができています。私は東京消防庁に入庁して初めて、一生懸命になることが恥ずかしくなくなりました。それまでは、ものごとに一生懸命に取り組むほど周囲から浮いてしまうのではと考えて気持ちを少し抑えてしまうところがありました。ところがここでは、皆さん何に対しても一生懸命。だから私もすべてに全力で臨み、2019年のジュニア世界選手権出場を目指して日々頑張っています。