女性消防官の活躍

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いかなる状況でも
都民を支える存在を目指して。

消防署 ポンプ隊員 平成27年入庁

東日本大震災が発生した日、消防官である友人の父親の迅速な行動を見た私は、災害時に人を助ける存在でありたいと思い、消防の仕事を選びました。入庁以来、消防署でポンプ隊員と総務を担当しています。配属前は過酷で緊張感のある職場を覚悟していたのですが、配属先は気さくな先輩がいるアットホームな環境で、拍子抜けしてしまいました。そんな矢先に初めて火災現場へ出場したのですが、先輩方は火災現場での行動も素早くかつ的確で、私だけが何をすればいいかよくわからず呆然としました。自分の力不足を痛感してからは業務の基礎を復習したり、器具の使い方などを先輩に聞いたりと自発的に学ぶようになり、少しずつですが現場で自分がすべき行動をとれるようになってきたと思っています。今後は女性らしさを活かし、どんな災害現場でも細かな点に気を配れる行動ができるようになりたいと思います。また、ゆくゆくはポンプ機関技術や救急の資格を取得し、幅広く活躍できる消防官へ成長していきたいです。

消防学校でどんなことを学びましたか?

座学や訓練を通じて消防活動の基礎や法律、地震のメカニズムなどを学びました。また初めて家族以外の人と共同生活を送ったのですが、常に同じ志をもった仲間が近くに居たので楽しく過ごせて精神的にも支えられました。同時に自分とは異なる考えをもつ人や年齢の離れた人と接することでコミュニケーションの難しさや大切さについても学べて、視野が広がったと思います。

入庁後一番困ったことは何ですか?

厳しく指導されなかったので期待されていないのではと悩みましたが、受け身ではいけないと考え、自ら先輩に相談や質問をするようになりました。先輩は丁寧に教えてくれるのでとても頼りになります。

消防署での
一番の思い出はなんですか?

二度目の火災現場は今でも忘れられません。現場に到着した時にはすでに火の勢いが強く一秒でも早く消火しなければならない状況でしたが、訓練どおりに行かず先輩の足をひっぱってしまいました。同じことを繰り返さないよう深く反省し、先輩に救助時の動きを一から教えてもらったり、消防学校で学んだ基礎を復習したりと自らを鍛え直しました。