東京消防庁令和2年度 職員募集

03職員紹介

特別救助隊

1秒でも早く現場へ。
それが特別救助隊機関員の使命


  • 消防署
  • 特別救助隊
  • 平成24年入庁
  • 近畿地方出身

特別救助隊は華やかな部隊だと思われがちですが、災害現場の緊迫した場面では、冷静かつ的確な判断のもと、自分たちにできる限界まで活動することが求められます。そのため、訓練ではあえて自らを追い込み、過酷な状況でも冷静でいられるように日々鍛錬を重ねています。また、災害現場での活動はチームで行うため、時に厳しく熱い指導をしてくれる上司や先輩・後輩とともに、お互いの命を預けられる信頼関係を日々の訓練から築いています。私の仕事は特別救助隊機関員と言い、災害現場まで安全・確実・迅速に車両を運行することです。1秒でも早く現場に到着することが、人命救助の早さに直結するため、管轄区域内の道路に精通することも日々心掛けています。現場到着後、特別救助隊機関員は、隊の活動を確認し、隊長の指示のもと活動します。そんな役割を担う機関員に求められるのは「広い視野で現場全体を見る力」です。今までは「救助すること」しか見えていなかったのですが、機関員になってポンプ隊や救急隊などの仲間にも目を配れるようになり、現場でも要救助者への目配り・気配りが必要であることに気づきました。私の次の目標は、消防救助機動部隊です。今後もあえて厳しい訓練を自分に課すことで経験を積み、高みを目指していきたいと思っています。

TOPIC 01

オレンジの救助服に
憧れて入庁

日本一の大都市である東京で、多くの人々を助けたい。そんな想いから東京消防庁に入庁しました。その中でも、特別救助隊は私の憧れでした。特別救助隊は、火災現場や、とくに「困難性が高い」と判断される災害現場に出場し、人命救助などを行う隊です。隊員になるには入庁後の選抜試験に合格し、技術や知識とともに「特別救助隊員としての心構え」を学ぶ厳しい研修を修了する必要があります。また選抜試験は難関で毎年300~400名が受験し、合格するのはわずか50名前後。そんな難関を無事に突破し、約40日に及ぶ厳しい研修を修了することができました。念願の特別救助隊員になることができましたが、ここからが本当のスタートだという考えのもと、日々、鍛錬に打ち込んでいます。

TOPIC 02

山を登る体力と
チームワークが求められる
山岳救助

東京消防庁には山岳救助隊を設置している消防署が4カ所あります。市街地での災害とは異なり、山間部での遭難や滑落事故などの救助を行うため、山の麓まで車両で移動し、そこからは徒歩で現場に向かわなければなりません。しかも災害を想定した担架やロープなど救助に必要な装備を背負っての登山となるため、5~6Kgはある装備を背負い、山を登る体力を身につけなればなりません。そのため、日頃から管轄区域内の山を登って体力づくりに励んでいます。また、滑落事故の救助活動では急な斜面や崖を下りて遭難者を助けるため、その時に少しでも油断をすると私たち隊員が滑落する二次災害の危険性もはらんでいます。そういった事態を未然に防ぐため、細心の注意と仲間を信じ合う心を大切にしながら救助活動に当たっています。

CHALLENGE

あえて「苦しいこと」を選ぶ

苦しい訓練をしていると、いつの間にか楽な方に流されそうな自分を感じる時があります。しかし、それでは今以上の体力やスキルを身につけることはできず、特別救助隊員としての成長も見込めません。そこで私が実践しているのは、「弱い自分」がいることを認めたうえで、いつも厳しい方を選ぶこと。懸垂や腕立て伏せ、スクワットなどの体力錬成でも、自分で厳しいメニューを決めて実行しています。こうした日頃からより自分に厳しくすることが、過酷な災害現場で能力を発揮することにつながると考えています。上司からいつも言われる「訓練に終わりなし」という言葉を胸に刻みながら、今後も自分に厳しくし、成長していくつもりです。

CAREER STEP

  • ポンプ隊員
  • はしご隊員
  • 特別救助隊員
  • 特別救助隊機関員