昭和47年度に東京消防庁初となる女性消防官64名が入庁して以来、女性消防官の職域の拡大とともに人数も増加し、令和4年4月1日時点で1,306名の女性消防官が様々な職種で活躍しています。
従事できる業務
資器材の電動化、軽量化
●災害現場で使用する資器材について、電動化、軽量化を図り、女性消防官の体力面の不安をサポートしています。
▲電動ストレッチャー
災害現場での活動支援
●長時間を要する災害活動の際にも、女性消防官が安心して活動できる環境を整備しています。 ●男女別のトイレスペースを確保し、プライバシーに配慮しています。
▲救援車(トイレカー)
働きやすい消防庁舎の整備
●女性職員が働きやすい職場環境の実現に向け、女性用仮眠室、女性用浴室、女性用トイレ等が備わっている消防庁舎を順次整備しています。
▲新庁舎の整備
生活と仕事の両立に向けた支援
●育児と仕事の両立に向けた休暇制度が充実しています。 ●女性職員の育児休業取得率は平成28年度以降毎年度100%となっています。 ●仕事の悩み、育児の悩み等を相談できる相談窓口があります。
▲育児と仕事の両立に向けた主な制度 (この他にも子どもの看護休暇、母子保健健診休暇、各種休暇があります。)
所属間交流会
●女性職員が家庭と仕事の両立の参考となる他消防署の様々な先輩女性職員と交流する機会を設け、キャリアプラン形成を促進しています。 ●令和4年度はWeb会議システム(Zoom)を活用して開催し、165名の女性職員が参加しました。
▲実施の様子
女性消防吏員による座談会
●東京消防庁初の女性消防吏員採用から50年の節目に、第1期生の元消防署長(日本初の女性消防署長)、現職の女性消防署長が、これまでの経験等を踏まえて50年の道のりを振り返るとともに、全職員及び東京消防庁への入庁を志す方へのメッセージを頂きました。