STAFF INTRODUCTION STAFF INTRODUCTION

職員紹介
建築
06
査察係
消防署 予防課 査察係 平成28年入庁 新潟県出身
SCROLL

火災を未然に防ぎ多くの人の命を守る
安全・安心な首都東京をつくりあげる人材に

社会や人々のために役立つ仕事がしたいと思い、消防官を目指しました。消防官になるなら、大規模で様々な分野で活躍することができる東京消防庁でと、入庁を決めました。入庁後に、消防学校の授業で教官から「火災を未然に防ぐことの大切さ」を学び、予防業務で力を発揮したいと目標を定めました。ポンプ隊や救急隊などの災害対応業務にやりがいを感じていたものの、未来の火災発生を防ぐことで多くの方々の命や財産を守る予防業務の魅力に惹かれ、予防の道を究めたいと思いました。予防業務を担う予防課には、「防火管理係」、「査察係」、「予防係」、「危険物係」及び「調査担当」があり、現在は査察係で勤務をしています。事業所や商業施設、雑居ビルなど数多くの人が利用する建物は、消防法で「防火対象物」と定められ、建物を建てる前から基本的な設計や設備に防火安全上の問題がないか、消防署の審査を受けることが義務づけられています。この審査や指導を担うのが「予防係」で、こうして建てられた建物が適切に維持管理されているかを確認する立入検査を行っているのが、私が所属する「査察係」です。避難経路となる場所に段ボールなどの荷物を置いたり、設置された消防用設備が作動しなかったりと、使用しているうちに建物本来の安全性が損なわれてしまうケースは少なくありません。消防署では管轄区域内の建物のデータを扱っており、立入検査が必要な建物を確認し、計画的かつ効果的に業務を推進しています。

火災を未然に防ぎ多くの人の命を守る
安全・安心な首都東京をつくりあげる人材に

社会や人々のために役立つ仕事がしたいと思い、消防官を目指しました。消防官になるなら、大規模で様々な分野で活躍することができる東京消防庁でと、入庁を決めました。入庁後に、消防学校の授業で教官から「火災を未然に防ぐことの大切さ」を学び、予防業務で力を発揮したいと目標を定めました。ポンプ隊や救急隊などの災害対応業務にやりがいを感じていたものの、未来の火災発生を防ぐことで多くの方々の命や財産を守る予防業務の魅力に惹かれ、予防の道を究めたいと思いました。予防業務を担う予防課には、「防火管理係」、「査察係」、「予防係」、「危険物係」及び「調査担当」があり、現在は査察係で勤務をしています。事業所や商業施設、雑居ビルなど数多くの人が利用する建物は、消防法で「防火対象物」と定められ、建物を建てる前から基本的な設計や設備に防火安全上の問題がないか、消防署の審査を受けることが義務づけられています。この審査や指導を担うのが「予防係」で、こうして建てられた建物が適切に維持管理されているかを確認する立入検査を行っているのが、私が所属する「査察係」です。避難経路となる場所に段ボールなどの荷物を置いたり、設置された消防用設備が作動しなかったりと、使用しているうちに建物本来の安全性が損なわれてしまうケースは少なくありません。消防署では管轄区域内の建物のデータを扱っており、立入検査が必要な建物を確認し、計画的かつ効果的に業務を推進しています。

01

先輩との経験の差を縮めるため「上級予防技術」の研修を受け知識を深める

現在担当している査察業務を行う上で「上級予防技術(査察課程及び防火管理課程)」の認定を受けたことは、今の私の自信につながっています。いずれの課程も選抜試験に合格しなければ研修を受講できず、上級予防技術の認定を受けることは入庁後間もない私にとって、とても高い目標でした。予防業務では、経験と同時に知識が大きな武器になります。入庁2年目から消防署で査察業務に携わるようになり、特に痛感したのが予防課の先輩方との知識と経験の差でした。経験を積むには相応の時間がかかるため、知識を深めることで少しでも先輩との差を縮められると考え、上級予防技術の認定を目指しました。選抜試験に合格するための勉強を行い、約2週間の集中的な研修を修了後、消防署に戻り現場で実践することで、より高度な知識とスキルを身につけることができます。私が受講した研修では、同じ研修生の中に予防に関する経験が豊富な職員が居たため、様々な事例について話を聞きました。また、分からないところは互いに教え合うなど、内容の濃い有意義な研修となりました。

02

常に心がけているのは丁寧な説明による火災予防への理解

以前所属していた消防署では1年間、予防課の「防火管理係」に所属していました。立入検査の対象となる「防火対象物」の中には、防火・防災管理者の選任や消防計画の作成が義務づけられているものがあり、消防計画に基づく訓練の実施状況などを確認し、必要に応じて防火・防災指導を行うのが防火管理係の役割です。この業務の一環で、先方から要請を受けて、事業所や幼稚園などに自衛消防訓練の指導に赴くことがあります。訓練の様子を見させてもらい指導を行うのですが、例えば幼稚園の自衛消防訓練では園児の誘導や通報、消火器による初期消火といった役割分担を決め、真剣に訓練を行う先生方にどのように励ましの言葉をかけ、改善点をアドバイスするか悩んだこともありました。なるべく専門用語を使わず、丁寧に説明することを心がけると「よくわかりました、ありがとうございます」と感謝されることが増えました。防火管理係での経験が、今の査察係で行う立入検査にも活きています。私たち査察係が目的とするのは、違反の指摘だけではなく安全のための改善を指導することです。防火・防災について理解し、前向きに取り組んでもらえるように相手に合わせた指導と、丁寧な説明を心がけています。

未来を、
わたしたちの手で

未経験の業務にもチャレンジし
予防分野に精通するエキスパートを目指す

大型商業施設や小さな飲食店が集まった雑居ビル、駅舎や劇場といった特殊なものまで立入検査を行う対象の建物は様々で、積極的に経験を積み重ね査察係として知識及びスキルを高めるのが当面の目標です。更には、査察業務だけでなく他の予防業務にも携わり、予防分野に精通するエキスパートになりたいと考えています。建物の安全性を高め、より災害に強い建物を増やす予防業務は、今後もますます重要な役割を担う業務となります。認定を受けた上級予防技術(査察課程及び防火管理課程)の他に予防課程や危険物課程、火災調査課程などの技術認定を視野に入れ、幅広く経験を積み、将来は主任という立場で部下の育成にも力を入れていきたいと考えています。

CAREER STEP キャリアステップ

  • ポンプ隊員
  • 査察係員
  • 防火管理係員
  • 査察係員

MESSAGE
MOVIE

メッセージムービー