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職員紹介
機械
13
電気
本庁 総務部情報通信課 平成17年入庁 栃木県出身
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無線の専門家として、
消防無線の運用と発展を支える

現在は本庁の情報通信課で、消防無線に使用する無線局の免許申請や維持・管理を担当しています。無線局の開設や変更を行う際には総務省への申請が必要で、無線局の種類によっては検査も行われます。消防車両やヘリコプター、消防艇などに搭載されているものから消防隊員が携帯しているものまで、東京消防庁が運用している無線局は膨大な数になります。災害活動などに支障をきたすことがないように、無線局の管理には常に細心の注意を払っています。電波法関係の法令をしっかり遵守して無線局の運用を支え、災害活動に従事する部隊が当たり前に消防無線を使用できる状態を維持していくことが、私たちの使命であると思っています。また私は、政令指定都市等の消防本部の担当者が集まり、消防指令システムやデジタル無線に関する情報共有と意見交換を行う消防通信連絡会の運営も担当しています。会は年に2回開催しており、無線関係の整備や運用の課題を共有し、総務省消防庁や関係機関などへ提出する要望の取りまとめなどを行っています。会の開催は各消防本部が持ち回りで担当していますが、運営事務局の役割や総務省との窓口は東京消防庁が従来から担っています。この消防通信連絡会の活動を通して消防無線の発展を支え、ひいては全国の消防活動に貢献していけたらと思います。

無線の専門家として、
消防無線の運用と発展を支える

現在は本庁の情報通信課で、消防無線に使用する無線局の免許申請や維持・管理を担当しています。無線局の開設や変更を行う際には総務省への申請が必要で、無線局の種類によっては検査も行われます。消防車両やヘリコプター、消防艇などに搭載されているものから消防隊員が携帯しているものまで、東京消防庁が運用している無線局は膨大な数になります。災害活動などに支障をきたすことがないように、無線局の管理には常に細心の注意を払っています。電波法関係の法令をしっかり遵守して無線局の運用を支え、災害活動に従事する部隊が当たり前に消防無線を使用できる状態を維持していくことが、私たちの使命であると思っています。また私は、政令指定都市等の消防本部の担当者が集まり、消防指令システムやデジタル無線に関する情報共有と意見交換を行う消防通信連絡会の運営も担当しています。会は年に2回開催しており、無線関係の整備や運用の課題を共有し、総務省消防庁や関係機関などへ提出する要望の取りまとめなどを行っています。会の開催は各消防本部が持ち回りで担当していますが、運営事務局の役割や総務省との窓口は東京消防庁が従来から担っています。この消防通信連絡会の活動を通して消防無線の発展を支え、ひいては全国の消防活動に貢献していけたらと思います。

01

無線担当として航空隊に8年在籍
都庁屋上のアンテナ設置を担当

現在は情報通信課で無線係の主任を務めていますが、前所属は航空隊でした。航空隊で私が任されていた業務は、東京消防庁が運用している8機のヘリコプターに搭載された無線設備やヘリコプターテレビ電送システム、そして基地局または携帯型無線機から飛行中のヘリコプターと通信するための無線設備の維持・管理です。ヘリコプターから撮影した映像を受信するアンテナを設置していたビルの隣に高層ビルが建設された際には、都庁の屋上に新たなアンテナを設置する業務を担当しました。東京消防庁のアンテナを設置するためには、東京都だけでなく、すでに都庁屋上にアンテナを設置していた総務省や内閣府、警視庁からも許可を得る必要がありましたが、丁寧に説明を行うことで無事に認めてもらうことができました。このときに設置したアンテナにより、映像での情報収集力を強化でき、私もネットワークに関する多くの知識を学ぶことができました。

デスクワークの様子

02

自分の専門知識を活かした幅広い活躍の道がある

私が無線担当の道に進むきっかけとなったのは、研修生として高等専門学校に1年間在籍し、無線の知識を学んだことです。当時の上司の勧めで私は研修生となったのですが、無線に関する最上位の国家資格とされている第1級陸上無線技術士も取得でき、このときに身に付けた知識が現在の無線関連の業務を担う上でのベースになっています。私と同じように電気の技術系として入庁した職員には、建物関連の業務に携わっている人もいれば、予防関連の仕事に従事している人や、装備課で車両や資器材などに専門知識を活かしている人もいます。学生時代に同じ専門分野を学んだ職員でも、入庁後には多岐にわたる活躍の場があります。そして、どの仕事も、突き詰めていけば楽しさとやりがいを感じることのできるものだと思います。学生時代に学んできた専門分野の知識を活かしたいという熱意がある方にとっても、東京消防庁はとても良い職場です。そして、人間関係を大切にできる方や、思いやりを持って仕事に取り組める方に、ぜひ東京消防庁に入庁していただきたいですね。

説明中の様子

未来を、
わたしたちの手で

日々進歩する技術を習得し、
災害活動に貢献していく

情報通信に関する技術は、非常に進歩が早いものです。そのため、無線担当として学ぶべき知識や技術は幅広い領域にわたっています。そして、消防無線をより良く運用していくためには、東京消防庁の業務全般について理解を深めていく必要もあると感じています。消防無線を今後も発展させていくことで、災害現場で活動する消防隊にとってさらに使いやすいものにしていきたいです。これまでのキャリアでは、消防署で予防や経理の業務なども経験してきました。例えば、消防署で経理全般の知識を身に付けたことが、現在の無線担当の契約業務や予算の業務に活きています。今後どのような業務に携わることになっても、その仕事に前向きに取り組んでいこうと思います。東京消防庁の職員はみんな、真面目に向上心を持って仕事に取り組んでいます。そうした仲間と共に、私も成長を続けていきたいです。

CAREER STEP キャリアステップ

  • 消防署 予防課
  • 本庁 予防部防火管理課
  • 本庁 総務部施設課
  • 高等専門学校(研修生)
  • 本庁 総務部情報通信課
  • 消防署 総務課
  • 本庁 装備部航空隊
  • 本庁 総務部情報通信課