転職者インタビュー
消防署 ポンプ隊員営業職の経験を活かし
ポンプ隊員として働く

現在の仕事内容を教えてください。
消防署のポンプ隊員として働いています。火災現場での消火活動や、交通事故現場、救急活動(PA連携)など幅広い災害に従事しています。直接的に人命救助に携われ、人の役に立っていると実感できることや、防災訓練の指導においても都民の皆様の安心安全に関わる仕事ができていると思うと非常にやりがいを感じます。
入庁当初、年下の同期生と同じカリキュラムを行うことに不安や悩みはありましたか?
また、どのように解決しましたか?
社会人になっても運動は続けていたので、体力面での不安や悩みはありませんでした。年齢差は正直あまり気にならなかったです。
転職を決めたきっかけを教えてください。
前職では生命保険会社の営業として、人の人生に係る仕事をしていました。間接的ではなく直接的に人の役に立てる消防業務に魅力を感じ、転職を決意しました。

社会人を経験してからの試験勉強は大変ではなかったですか?
周りの友達が買い物や旅行など社会人生活を楽しんでいる中でモチベーションを保つのが大変でしたが、遊ぶ日は思い切って遊ぶなどたまには息抜きをしながら乗り越えました。
あとは、限られた時間のなかで効率よく勉強を進めるため、スケジュール管理は強く意識していましたね。試験日までのスケジュールを逆算して目標設定を行うことで効率よく試験勉強に取り組むことができました。
転職してみてどのような点が良かったですか?
福利厚生制度が充実しており、計画的に休暇を取得できるので旅行など余暇時間を楽しむことができており転職して良かったと感じています。意外な部分では、交替制の職員は自分たちで食事を作るため、以前はほとんどできなかった料理が好きになり思わぬスキルアップに繋がりました。

大学時代の就職活動について教えてください。
部活動に全力で取り組んでいたため、他の就活生に比べ就職活動を行う時間が限られていましたが、自己分析を徹底的に行い自身の強みや適性を深く追求しました。
また、金融業界に絞って効率よく就職活動を行ったことで、希望する企業から内定をいただくことができました。
休日はどのように過ごしていますか?
食事を大切にしているので、SNSで話題のレストランへ行きおいしい料理を食べて楽しんでいます。
自宅でも食材や調味料にこだわり、レシピを工夫しながら自炊を楽しむなどリフレッシュする時間を大切にしています。
Future Goal
今後の目標・メッセージ
私は現在「リクルーター」という普段のポンプ隊員の仕事とは別に、学生に対して当庁の魅力を伝える活動を行っています。私のような前職経験者にももっと受験をしてもらえるよう活動の幅を広げていきたいです。電話対応や防災訓練などで都民の方に説明をする機会は意外と多いのですが、緊張することなくわかりやすい説明をすることができるのは営業の前職があったからこそだと思います。年下の同期や先輩もいますが、年齢関係なく共に助け合いながら成長できる環境ですので、ぜひ受験を検討していただければと思います。