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職員の声

転職者インタビュー

消防署 防災安全係

一度は不合格、

自衛官として働きながら

再チャレンジ

現在の仕事内容を教えてください。

防災安全係の地域防災担当として、都民の方に対する防火防災思想の普及や消防署と地域の連携強化を目的とした防災訓練指導などを主に行っています。
震災防災対策の分野で多くの都民の方と接し、「勉強になった」「これからしっかり対策します」などのお声をいただけることにとてもやりがいを感じています。

転職を決めたきっかけを教えてください。

大学時代に東京消防庁を受験しましたが当時は不合格となり、合格をいただいた自衛隊に入隊しました。自衛官として働く中で、「より身近な人の安全安心を守りたい」と考えるようになり、東京消防庁を再受験しました。

働きながらの試験勉強は大変ではなかったですか?

学生時代に比べて自由な時間が少ないため、勉強時間を確保するのが大変でした。
当時は茨城県の自衛隊基地で生活をしており、平日は外出制限があったため仕事が終わった後に過去問やテキストを使った自己学習をメインに行いました。休日は都内の予備校に通い、論文の添削や面接の対策を行いました。

転職してみてどのような点が良かったですか?

自分の努力次第で仕事の幅を広げられる部分が転職して良かったと感じています。
東京消防庁の業務は多岐に渡り、消防に関係のないと思われる特技や能力も活かすことができます。私は人前で話すことが好きで、学生時代に培ったアナウンス力が現在の業務にとても活かせており、自信を持って仕事に取り組むことができています。

大学時代はどのような学生でしたか?
また、学生時代の経験はどのように役立っていますか?

部活、アルバイト、インターンシップなど自分がやりたいと思ったことは積極的に何でも挑戦する学生でした。時間やお金が限られている中で、できない理由よりもどうしたらできるかを考えて行動していたと思います。
今の仕事を進める上でも資源と人員が限られているからできないと諦めるのではなく、どうしたらできるか工夫する方法を考えて行動するように心掛けています。また、学生時代は年上の社会人の方々と接する機会も多かったので、様々な年代の流行なども知ることができ、職場内外でコミュニケーションをとる際に役立っています。

休日はどのように過ごしていますか?

外出する日と家で身体を休める日を使い分けて、メリハリを持って過ごしています。フルマラソンに挑戦するので皇居ランなどしっかり身体を動かす日もあれば、家で読書や料理、資格取得に向けた勉強などをする日もあります。休日は自分の好きなことをしてリフレッシュすることで、仕事への活力にも繋がっていると思います。

Future Goal

今後の目標・メッセージ

子供向けの防災訓練に力を入れていきたいです。首都直下地震発生が危惧される中、防災イベントなどを通して「楽しかった」で終わるのではなく、どうしたらより実践的に学べるか、大人になった時に役立つ防災力を身に着けられるか、消防職員として伝えられることは何かを勉強して都民の皆様に伝えていきたいです。仕事をしながら試験勉強をすることは決して楽ではありませんでしたが、後悔しない人生を送るため努力をしてよかったと感じています。同じ気持ちをもった方がいたらぜひ挑戦してほしいと思います。