INTRODUCTION
平成27年入庁 茨城県出身
「自助」と「共助」に
必要な知識を伝えることで
地域の防災力を高める
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TOPICS01創意工夫をしながら
“災害に備える”ことの大切さを伝える私たち防災安全係は、地域にお住いの小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方々と接する機会があります。相手によって防災に関する知識も様々で、どのように伝えれば“災害に備える”ことの大切さに気付いてもらえるか、話し方や内容など工夫することが重要です。例えば、小さな子どもに対しては、難しい専門用語は使わずに簡単な言葉で説明するのはもちろんのこと、クイズやゲームを取り入れ、楽しみながら防災に興味をもってもらえるように工夫しています。消防官は予防業務などで都民の方に対して指導を行うことが多く、近寄りがたいという印象を持っている方も少なくありません。そのため、笑顔と丁寧な言葉遣いを心掛け、地域の方々と積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思います。
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TOPICS02地域の方々からの
感謝の言葉が励みになる「誰かの役に立つ仕事がしたい」と思い東京消防庁に入庁した私にとって、様々な業務を通して地域の方々に貢献することがやりがいにつながっています。これまで予防課査察係や防火管理係などを担当してきましたが、どの仕事も地域の方々との接点が多いのが特徴です。防火管理係には、建物の防火管理者に選任された方が提出する書類を管理する業務があり、ある時「書類の記入の仕方を教えてほしい」と、窓口に来られた方がいらっしゃいました。マンツーマンで約20ページある書類の書き方を指導し、2日がかりで提出してもらうことができました。その際に「あなたが親切にしてくれたから、無事に提出することができた」と大変喜んでいただき、感謝されたことを今でも鮮明に覚えています。その時の喜びを忘れずに、これからも地域の方々の身近な存在として、笑顔を絶やさずに業務に励んでいきたいと考えています。
将来は防災のスペシャリストに
入庁後、主に予防課や警防課などで火災を未然に防ぎ、災害に備える業務に携わってきました。今後も防災分野の仕事で活躍できるようになりたいと考えており、将来は防災のスペシャリストになることが目標です。また、防災に関する知識だけに留まらず、予防業務や部隊運用などの知識を習得し、様々な分野で経験を積んでいきたいと考えています。
- ポンプ隊員
- 査察係員
- 防火管理係
- 防災安全係