STAFF
INTRODUCTION
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装備部 装備工場
平成25年入庁 埼玉県出身

車両整備を通じて
消防活動に貢献する
災害に直結した装備工場

私は東日本大震災の時に東京消防庁装備工場の存在を知り、整備士として「人々の生命、身体及び財産を災害から守りたい」「消防隊が災害現場で円滑に活動ができるようにサポートしたい」と心を動かされ、入庁を決意しました。当庁の整備士は、緊急消防援助隊の後方支援部隊として大規模災害へ派遣され、整備活動などを通じて支援を行っています。入庁する前は自動車メーカーで整備士として8年間勤務しており、現在所属する装備工場では、これまで培ってきた技術が人命救助につながることに大きな魅力とやりがいを感じながら業務に励んでいます。
東京消防庁には一般の整備工場では扱うことができないはしご車などの特殊車両があり、様々な車両の整備に携わることで整備士としてさらに成長ができる職場です。当庁には約2000台にも及ぶ消防車両があり、日々進化を遂げています。最新の車両を整備するには、整備のプロフェッショナルとして知識や技術を身につけなくてはならないため、新たな車両が導入されるたびに整備マニュアルや解説書などを読み、最新技術や構造などを研究しています。自分が整備した消防車両が、本来の機能を最大限に発揮して災害現場で活躍してくれることが、この仕事をする上での最大の喜びです。
  • TOPICS01

    東京消防庁の整備士は、一般的な自動車の整備と同じようにエンジンやタイヤなどの様々な点検・整備の他に、災害に対応する消防車両のポンプ装置や、消防部隊が使用する器具などを常に最良の状態に保つための点検・整備を行っています。そのため、幅広い知識とより高度な技術を身につけなければなりません。入庁後は、ポンプ車や救急車の整備を行いながら経験を積み、現在は、希望していたはしご車や化学車などの特殊車両の整備を担当しています。そして、特殊車両の整備に必要な資格を取得し、修理などで入工した車両の点検・整備にあたっています。当庁にしかない特殊車両の整備はとても奥深く、難しい仕事です。さらにスキルを磨きながら万全な状態の消防車両を災害現場に送り出し、活動する消防隊を支えていきたいです。

  • TOPICS02

    装備工場では、定期点検や故障・不具合があった際に入工した車両の点検・整備だけではありません。整備業務だけでなく消防職員に対して点検・整備技術に関する教養及び講習の実施や、365日24時間体制で消防車両の故障相談を受け付けるテレホンサービスなども行っています。さらには、災害現場などで消防車両にトラブルが発生した場合、様々な整備工具や発電装置が積載された「走る装備工場」ともいえる整備工作車で現場に急行し、緊急整備を行うなど24時間体制で消防部隊をサポートする任務があります。その時に、整備士として不具合の原因を早急に究明する「問診」が緊急整備を行う上で非常に重要です。現場から車両の状態を聞き、整備に必要な部品や工具などを選定し、災害現場などへ向かいます。問診により原因が分かれば、迅速に対応することができますが、原因が見込み違いであれば整備に時間を要してしまいます。問診には豊富な知識や経験、諦めない気持ちが何よりも大切です。粘り強く原因を探り、正常に車両が動いた時は「この仕事をやって良かった」と心から思います。そして、現場の消防隊から装備工場に対する信頼の言葉は、整備士にとって励みとなっています。

CHALLENGE
一人前の整備士の育成を担い、
高い技術力の維持と向上に努める

入庁してからポンプ車や救急車の整備を行う整備係、はしご車や化学車などの整備を担当する特殊整備係で、消防車両の点検・整備に携わってきました。また、災害現場での消防車両等の緊急整備などを通して様々な経験をし、多くの知識や技術を身につけることができました。今後は、あらゆる消防車両の不具合に対応ができ、かつ、わずかな異変にも気づくことができる人材の育成・指導を行っていきたいと考えています。後輩の技術指導で心がけているのが、全てを教えるのではなく解決に導くためのヒントを提示することです。なぜなら、後輩たちが自分で解決策を考える習慣を身につけて欲しいからです。装備工場の高い技術力の維持と向上に尽力するとともに、災害現場で活動する消防隊が安心して車両を運行できるように、人材育成を通して貢献していきたいと考えています。

CAREER STEP
  • 装備部 装備工場